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2010年11月 4日 (木)

Mauris Ravel の Bolero

有名なバレエ音楽なので、 聴いたことがある人も多いと思うけど、ラヴェルのボレロ。
(アニメの銀河英雄伝説でも、BGMとして多用されていた)

この曲は、同じリズムで同じメロディ(2種類)が延々繰り返されて行くのだけど、最初、フルートだけから始まって、アレンジの変化だけで約15分間持たせてしまうという、アレンジャーにとっては、お手本のような曲。

私の場合も、中学生の時に初めてこの曲に出会ってから、何度となく聴き返してる曲だ。

以前、NHK・・・だったかな? 海外制作の番組で、この曲について、オーケストラのメンバーにインタビューしていく、コメディタッチのドキュメンタリーを放送してたのだけど・・・。

それによると、この曲を演奏するのは、冒頭のソロを奏でるフルート奏者にとっては、ものすごい恐怖らしい。
確かに冒頭でミスったら、そりゃもう、やたらと目立って、取り返しがつかないわけで。
(しかも、最初のテーマを演奏した後は、後述のスネアと同じリズムを、けっこう長いこと刻まなければならない)

その他のパートの奏者にとっても、かなり大変な曲なのだけど(大太鼓とシンバルは、最後の数小節まで出番が無いので、ヒマでしょうがない、みたいなことを言ってたけどw)

でも、スネアドラム奏者にとってはもっとも恐怖な曲なわけだ。最初から最後まで、同じリズムを同じスピードで、15分間にわたって正確にたたき続けなければならない。

Youtubeで検索してたら、そんな、ボレロを演奏するスネアドラム奏者にスポットをあてた短編映画らしきものを見付けた。

スネアドラム奏者の表情の変化が、無茶面白いw。
この曲は、静かに始まって、後半部に向かって緩やかにクレシェンドしていくので、スネア奏者もだんだん力が入ってくるし、だんだん苦しくなってくるのが、表情の演技のみで痛いほど伝わってくるw
さすがに、アレンジは大分短縮版になってるけど、でも、さいごの方の苦しそうな表情見てると、演奏終わった後、マジで惜しみない拍手を送りたくなっちゃいますよね。

しかし、これ、どこの映画なんだろ。結構マニアックな題材だよね。

それにしても、ほんと、何度聴いても、ラヴェルは凄い。
ラヴェルにしても、ドビュッシーにしても、この頃の、特にフランスの音楽家の音使いって、ものすごく色彩が豊かで、美しいと思う。

この曲は、たった2つの短いメロディと、同じリズムの繰り返しだけでも、アレンジの施し方によって、ストーリーを作り、ダイナミックな流れを演出出来るのだと、私に最初に教えてくれた曲だ。

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