« クロアチアの反政府デモ隊が、日本大使館前で停止し黙祷 | トップページ | あまり報道されてない千葉県ですら・・・ »

2011年3月16日 (水)

自粛ブーム、不謹慎ブーム他、各種「祭り」について・・・

先の記事で、地震発生直後、安全を確認出来ていなく・・・というか、都内の交通網が混乱し、出演者の到着すらおぼつかない「安全ではない」状態でライブを決行したライブハウスを批判した私だが・・・。

それは、災害発生直後の混乱した状況に対する「危機管理上の判断」を問題にしたことであって、不謹慎とか、自粛とか、そういう意味は、全く無い。

既に何人もの人が書いているが、安易な自粛ブームとも言えるものには、断固反対であるし、恐れていた事態でもある。

現時点について言えば、まだ若干、安全とは言えない状況でもあるんだけど、たとえばライブやイベントというものについて言えば、やる、やらないは、会場、主催者、出演者が各自、責任を持って判断すれば良い程度にはなってると思うし、行く、行かないも、観客がそれぞれのリスクにおいて判断出来る状態だと思う。

少なくとも「こんな時に不謹慎だから」という理由で無条件に中止する必要はない筈。
直接的な、「計画停電」による影響とか、節電の必要とか、考慮すべき問題は多々あるわけなのだが、それは、それに応じた工夫なり判断で、柔軟に対応すれば良い。判断基準は、あくまで合理的であるべき。

それは、ライブハウスだろうがゲームセンターだろうがパチンコ屋だろうが、娯楽関係全般に言えることだ。関係者には、皆、生活があるし、収入が必要だ。
そういう人たちだって、義援金を出したいとか、災害地支援に何か貢献したいと思ってたとしても、収入が途絶えたら、何も出来ない。

「贅沢だ」とか、「不要不急の娯楽」だとか、または職業に対する偏見に基づく非難は、やめるべきだ。

知り合いの音楽家にも、「パチンコ屋なんぞ閉めろ。ついでに潰れろ」とかつぶやいてた方がいたが、天にツバする行為だと思う。
直接関係ない人から見れば、どっちも単なる「娯楽」で「道楽」だし、やってる側からすれば、「仕事」で「任務」だ。気にくわないというだけでむやみに排除しようとする行為は、都知事のIや県知事のMが大好きな、ファシズム以外の何者でもない。
(実際に、「天罰」都知事は、「パチンコ屋とか、営業させないように政令出せ」とか騒いでたし・・・・。協力を求める前に強制し、命令し、排除しようとする。さすが、常に支配者気取りの高圧的なファシストらしい対応だ)

一番怖いのは、「不謹慎祭り」になって、なんでもかんでも自粛して、またはさせられて、経済活動が止まってしまうことだ。それは、かえって日本全体としての復興の妨げになりかねないんだから。

食事や買い物にしても、「贅沢は敵だ」的な、不穏な空気。どうも、我々日本人は、相変わらず極端に走ってしまう傾向が強い。
現在、未曾有の大惨事ではあるが、戦争してるわけではないのだ。
むしろ・・・

  1. 通常の物資が、流通や製造、原材料の産地の被災等によって、極端に減っている。
  2. レストランや販売店は、高級なものを扱う所ほど、閑散としている模様。

なんて状況なら、可能な人は、「こんな時だからこそ」贅沢をすべきなのである。
その方がよっぽど、被災地で必要な物資の直接の不足にはつながらず、なおかつ、経済活動の低迷を防ぐためにもなるんでないか?。

節電祭りについてもだ。

不要な電力は、なるたけ使わないというのは、確かに今必要なことで、大切なことではあるのだけど、過度にやりすぎ、本当は必要な所まで削れば、現在不足してる物資の製造や物流にだって影響するわけで。

「節電」は、手段であって目的ではないんだが、それ忘れて手段と目的が入れ違っちゃってるようなニュアンスの人も見受けられる。

「こんな時なんだから、仕事なんか出来ねーよ、諦めて節電しろ」的な言い方してる奴までいるが、「風が吹けば桶屋が儲かる」的に、誰の仕事だって、大体は何らかの形で社会に関わり、社会を回してるのだ。みんなが出来る範囲で仕事をしてくれなければ、繰り返しになるが、かえって復興の妨げになる。

苦労して、混乱した交通機関で、やっとの思いで仕事場に行き、なんとか業務を立て直そうとしてる人間に対して、単なる混乱の要素やエネルギーの無駄な浪費みたいな言い方をするものではない。

それと、「物資の買い占め」を、ヒステリックに騒ぎ立て、目くじらをたてている風潮があるのだけど・・・。

これは確かに、過剰すぎる不安感に基づいて、過剰すぎるほど物を買い集めている一部の人については、やめるべきなのだが、なかには、「交通機関が麻痺していて、自分で買い出しに出られないご近所の高齢者たちのためにかわりに買い出しに出てあげたら、ものすごい非難にあった」という方もおられるみたいだし、現象だけ見て、ヒステリックに騒ぎ立てるのは、どうかと思う。

ともかく、落ち着いて、普段通りの行動を心がけよう。
正常な判断が出来ない「祭り」にしてはいけないし、そんな祭りに参加すべきではない。
そんなのは、「悪者探し」「魔女狩り」「いじめ」等、無意味な差別活動に直結しやすい。

「東京に住んでる奴は、それだけでエネルギーの浪費してるんだ。すぐにノートパソコン持って、関西へ行け!」とか、すでにそんなわけのわからんことを言い出す奴までいるのだ。単なる八つ当たりだろうに、そんなの。

「今、それぞれが出来ること」というのは、大体の人については、先にも書いたが、まずは、それぞれ出来る範囲で、いつも通りの生活を立て直し、出来る範囲で、いつも通りに仕事をすること、だと思う。

東京や神奈川だって、全くの無傷ではないのだ。
早く日常を取り戻し、日常を整えて整備することが必要。

もし、今現在、被災地で苦労されてる方が、ここまで来れたら、出来る限りの「日常」を提供してあげられるようなくらいに。

まずは、それが目標ではないか。
それが出来たら、多分、次のことを考えられる。

|

« クロアチアの反政府デモ隊が、日本大使館前で停止し黙祷 | トップページ | あまり報道されてない千葉県ですら・・・ »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/224355/51137293

この記事へのトラックバック一覧です: 自粛ブーム、不謹慎ブーム他、各種「祭り」について・・・:

« クロアチアの反政府デモ隊が、日本大使館前で停止し黙祷 | トップページ | あまり報道されてない千葉県ですら・・・ »