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2011年11月16日 (水)

易経というのは、わりと合理的な・・・

前の記事で、易経に触れたので、ちと広げてみる。

易経ってのは、いわゆる、あのたけひごの束みたいなので占う、あれなのだけど、あの考え方ってのは、結構面白いなぁ、と、思っている。

易経というのは、私のざっくりとした理解では、「人間というものが、運命という波にゆられて生きているものであるならば、そのある状態のときのある人が引き当てた卦(たけひごを何回か引いて・・・・ちうか、分けて、現れた相)には、その人の現在ある状態が反映される」という仮説に基づいて、現在のその人の周りの運命の波の状態を読み取ろうという感じの占いといったようなもんか。・・・私の勝手な理解なので、鵜呑みにはしないでね・・・。

この占いは、運命の波的なエネルギーの流れというのがあるという前提で考えると、けっこう面白い考え方だと思うのだ。

ただね、ここに、私が占い全般に関して抱く疑問が、立ちはだかる。

その「卦」ってのは、誰に出ても同じ意味を持つのか?っという疑問。

卦、とか、相、ってのは、「ある力を受けて浮かび上がるシンボル」だと思うんですわ。
つまり、その人の状態を表す、記号化された模様。

ただ、そのシンボル、個人差って、無いの?ってことなんです。

たとえば、古典的な精神分析学の、フロイトの夢分析。
夢に現れるシンボル別に、それの持つ意味を体系化したのは良いのだけど、多分、サンプルが、お堅いカトリック教徒だったり、中世の抑圧された人々が多かったせいか、結局全体的に「幼少期の性的抑圧」を原因としてしまったんではないかと・・・。方法論は、間違ってないと思うんですけどね。

夢分析に限らず、精神分析学というのは、患者の精神状態を、さまざまな方法で読み取ろうとする分野で、夢を分析したり、絵を描かせたり、逆に絵を見せて何を連想するか、といったところから、患者の精神状態の「卦」を読もうとするわけなんですよ。

で、同時代の心理学者のユングは、フロイトを尊敬し、その手法によって治療をしていくうちに、フロイトの体系科した「卦」が、人によって、うまく当てはまらないということから、「これ、個人差があるんぢゃね?」ということで、考え方や手法としては認めつつも、そこに現れたシンボルが、その人にとって、どういうサインかを対話から個別に読み解くという方法に移行していったわけなんです。

私的にも、ユングの考え方の方が合理的な気がするんですな。

調べるうちに、ユングも、全てのシンボルが、人によって、完全に個々にばらばらではないということにも、気づくわけなんです。
多くの人にとって、あるシンボルが同じ意味を持ち、同じサインとなるパターンも多い。
これを、個人的無意識と集合的無意識という分け方に分類したんですな。

さて、心理学者の系譜からいえば、次は当然、ヴィルヘルム・ライヒのオルゴンエネルギーとクラウドバスターについて語らないと・・・・って、いや、これは大幅に趣旨から逸脱するので、興味があったら、Wikipedia等で各自調べるか・・・・ま、とりあえず、こちらをどうぞ。


・・・今、久しぶりに、このケイト・ブッシュのPV観てて、今更初めて気がついたんだけど、このライヒ博士を演じてるのって、ドナルド・サザーランド(キーファー・サザーランド=ジャック・バウワーのお父様)やないかっ!
うーん、今まで、ぜんっぜん気がついてなかった。

・・・・ってまぁ、それはともかく話を戻すと、精神分析学と易経では、やや性質が異なるとはいえ、やろうとしてることは、結構似ている部分もあるな、と、思うわけなんですよ。

直接観ることの出来ない、「運命の流れ」なり、「患者の精神状態」なりを、それから派生し、描かれる模様から読み取ろうとする、最初の部分の考え方の部分では。

ということは、精神分析学におけるシンボルの捉え方と同様、易で現れる「卦」にも、差異もあるだろうし、読み手によっての解釈もあるしで、なかなか、定量化は難しいんではないかなぁ・・・なんてことをつらつら考えてたわけでした、というお話。

まぁ、派生して、もう一つ考えるのが、「運命」というのは、エネルギーなのか。
ついでに、そうだとしたら、「粒子」なのか「波動」なのか。
もし、そういったことなら、「占い」という、その状態を「観察しよう」とする行為のエネルギーによって、状態が変化してしまうことはないのか?

・・・・いわゆる、「ラプラスの鬼」のジレンマというやつですねw。
観察するには光が必要だが、光を当てることによって状態が変わる・・・。

ま、そんなこんなで、考え出すと、きりがないし果てもないので・・・・。

とりあえず、自分に来ている流れというのは、占いという形ではなくて、身の周りに起きるサインから読み取るようにしていく方が、確実なのかなぁ、ということで、私は、その方向で気をつけてます。

しっかし、ドナルド・サザーランドさんだったとは・・・。
あの人、「ボディ・スナッチャー 」(SFの古典的名作、ジャック・フィニイの「盗まれた街」を映画化したもの)で主演してて、この役がものすごく印象的で、それ以来、妙に好きなんですよ。むちゃくちゃクセのある怪優なんですが。

・・・この映画も、ジャケットが何なので、なんかゲテゲテのホラーに見えるけど(↓こんな感じ)、内容は、とってもちゃんとしたSFで、それも、けっこう隠れた名作なんですよー。

そういえば、ドナルド・サザーランド氏は、その後、スペース カウボーイ にも出てましたね。
すっかりおじいさんになってて、ちょっとびっくりしたんですが。

そうそう、スペース カウボーイ といえば、主演のクリント・イーストウッド

ダーティーハリーとか観てた頃は、まさかこんな天才的な映画監督の才能があるなんて、想像も出来なかったんですが、今では私的にも、本当に大好きな映画監督ですね。

ジャズミュージシャンのチャーリー・パーカーを描いた、バード って映画を、何も知らずに観て、これ、すごいなーと思って、監督誰だろうと思ったら、クリント・イーストウッド
ほんと、とても失礼なことに、最初、同姓同名の人違いかと思いましたわw。

今や、ハリウッドでは希少な、骨太な傑作映画を撮れる、押しも押されぬ名監督ですけどね。

・・・って、ずいぶん脱線しとるなw。

まぁ、今日の所は、そんな感じでw。

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