政治的な問題には触れない方がスマート?
そういう感覚は、確かに私にもある。
実際、政治的な話題は、本来、ここでも避けてたわけだし。
私自身、音楽をやってる中で、すくなくとも自分が関わる音楽に政治的な要素が入るのは、むしろ嫌っているし。
ただ、現在の状況では、「政治的な話しなんて堅苦しいもんは置いといて」なんてことを言ってる場合ではない気がしている。
表現に多少なりとも関わる人間として、表現の自由が平気で蝕まれつつある状況で、何も言わないわけにはいかないのではないか?
声を上げていかないと、本当におかしなことになっていきそうな危機感を感じている。
堅苦しい話は置いておいて、気楽に音楽の話だけ、という気分には、とてもなれないのだ。
それを音楽でやる気は無いし、そういう問題ではないと思うけど、表現に関わるんなら、少なくとも、「表現の自由」だけは、なんとしても守りましょうよ。
そのためには、きちんと言うべきことは言ってかないし、警鐘は鳴らし続けなければならないのではないかと思ってます。
分野は異なれど、「表現物」に、官憲による検閲が入るようなことが、平気でまかり通るような状況が、今、現実に始まってるんですから。
草の根レベルから、問題意識を持たないと、本当にどうしようもないことになります。
何せ、有権者の60%近くが「選ばなかった」ことによって、あんなファシストが再選してしまうような状況なんですから。
(わたしゃ、残念ながら都民ではないんですが、東京都の知事ってのは、他の自治体にとっても影響力デカイので、ああいうのが再選しちまうって、ほんとに迷惑なんですよ)
たかがインディーズ音楽界の、しかも裏方みたいなものの私に影響力なんて皆無ですが、とりあえず目の前の数人にでも、言っておかなければならんと思うことは、これからも言ってくつもりです。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)